キヤノン ミラーレス発表

ニコンに続いてキヤノンもフルサイズミラーレスを発表したのは周知の通りで、これで一眼レフ2強双方が本格ミラーレスへの参入を開始した。遅きに失したとも思えるけれども、ソニーに1週遅れではあるけれどもスタートラインに着いたわけだ。ボディは1週遅れだけども当面はアダプタを介して一眼レフレンズ資産がある事が強みだし、後発故にマウント設計もソニーのAPS-C前提のものよりも優位なので先行のソニーも余裕は無いだろう。

今回発表のキヤノンミラーレスはキヤノンらしいわかりやすいコンセプトでユーザーも購入の可否を決定しやすいといえる。性能はずば抜けていないけれども、価格を抑えて「まずはキヤノンのミラーレスを使ってみて」ということだろう。市場で実績を積み上げたソニーに対する戦略であるし、体力のある企業ならではと言える。それはティザー広告で煽りに煽って発表したニコンとの明確な差だろう。ニコンはこのところ良い事が無かったがD850で盛り返し、この勢いに乗りたいということだ。

キヤノンに続いてパナソニックからもフルサイズミラーレスの噂があり、一気に群雄割拠の様相を呈しているけれども、オリンパスと共にマイクロフォーサーズ規格で出発したミラーレス。出発当初は明確に一眼レフに対してコンパクトなシステムを売りにしていた。ソニーもミラーレス参入にあたっては超薄型ボディにするなどコンパクト性を前面に出していた為、今もってミラーレス=コンパクトのイメージが付きまとうけれども、ミラーレスの真価はコンパクト性に無く、撮像素子の映像をEVFや背面モニターなどで直接見ることが出来る事だ。ミラーレスはコンパクトではなく、一眼レフが大きかっただけのことだった。

ここにきて、先行のソニー、一眼レフ2強のニコン、キヤノンと動画を主力とするパナソニックがフルサイズのミラーレスを展開するとなると、自ずとコンパクト性よりも本来あるべきミラーレスの可能性を追求したモデルが今後登場してくるだろう。そうなった時、一眼レフの役割が終わる、かもしれない。



_


[PR]
by oblivion2077 | 2018-09-06 10:40
<< フルサイズミラーレス 3社のデザイン ニコン D600 その後 >>