DX35mmはD4で使えるか

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DX nikkor35mmをD4で使用するとイメージサークルの影響が周辺画質に現れる。


イメージサークルの小ささの影響は撮影距離と絞りによって変化するようだ。最も影響が少ないのは撮影距離が短く、かつ絞りを開けた時で、周辺光量低下は殆ど見られず周辺画質劣化も抑えられ、画像の流れも小さくなる。そこから少し離れた、人物撮影する距離、おおよそ3~4mだろうか、その辺りの撮影距離だと若干周辺光量が低下していわゆるオールドレンズ的な趣となる。ここで絞ると周辺光量低下の出方が若干不自然となるので絞りは開け気味か絞り開放が良いみたいだ。この雰囲気が好きな人には実用と判断してもらえるだろう。かく言う私自身が周辺光量落ちが好きな方なのでそう思うのだ。


しかし、遠景撮影となると事情が異なってくる。市街地の風景などは遠景と言っても無限遠ではないのでまだ使える性能なのだが、無限遠かそれに近い距離だとイメージサークルがややはっきりしてくる。絞り開放では不自然な周辺光量低下に見えなくもないが、風景撮影として絞りたいところなので絞ってみると、イメージサークルの境界がはっきりしてくるのだ。

一旦、DX35mmは35mm F2Dの代替とするには無理であったと判断したのだが、何度かテストしてみた結果としてはオールドレンズ的なクセを楽しむような撮影なら有りだと思う。むしろ、この軽さと合焦部のシャープさ、そしてオールドレンズテイストが良い味を出しているので積極的に使いたいと思うほどだ。ただし、風景撮りは気をつけなければならない。結局、Ai AF nikkor 35mm F2Dは手放してしまった。決定的な何かがF2Dには無かったからだ。

後日、京都への旅にこのDX35mmを使ってみた。古都の街とこのレンズのクセがマッチしてとても良い結果が得られた。FXの35mm F1.8Gが登場してからはDX35mmをFXで使用する人は居ないようだが、今更ながら試してみて良かったと思う。


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by oblivion2077 | 2018-01-13 16:13
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