パナソニックのマグニファイアーアイカップ

D3200はエントリー機だけれども初心者でも失敗しない自動機能が充実しているのはハイエンドのD4。

という感じの事をニコンの後藤氏が語っていたが、割り切って使うならD3200でも機能に不足を感じることが無いくらい高機能。そのD3200のファインダー倍率は0.8倍でFX換算約5.3倍。これをパナソニックのマグニファイアーアイカップで1.2倍にするとFX換算約0.64倍。更にもう一個重ねて1.2倍するとFX換算約0.77倍。銀塩時代のファインダー倍率に近くなり、マニュアルフォーカスも可能になる。

このパナのマグニファイアーアイカップは優秀で、ファインダー像がシャープで歪みが少ない。だから2個重ねでも驚くことに劣化が少ない。変わらずクリアな視界を維持するのだ。しかし、ケラレが大きくなり、ノーマル時の「井戸の底」から「障子の穴」となる。裸眼ならかなりマシだが、メガネはちょっと無理かな。でもうまく改造すれば実用可能だと確信した。

だから、パナさんに製品として1.5倍のアイピースを発売してほしいと言いたい。パナさんなら2,000円くらいで出来るはず。

D3200にパナのマグニファイアーアイカップ1個のFX換算0.64倍でもなんとかマニュアルフォーカスできる。これはニコンの努力もあって、フォーカシングスクリーンが改善されているからだ。D40に採用されていたB型クリアマットスクリーンV型は明るい反面ピントが合ったように見える範囲がフォーカシングの前後に幅が広く、どこが本当のピンなのかわからないものだったが、その「幅」、いわゆるピントの山がはっきりした。この為、なんとかマニュアルフォーカスができるのだ。もちろん、フォーカスアシストも併用するのだが。

エントリー機でのMFレンズ使用に火が付いたのはD40の時であって、オートニッコールが無改造で「装着」できることが理由であった。Ai連動環が無いのはもちろん、最少絞りの検出レバーの形状が変わり、オートニッコールの絞りリングに干渉しなくなったのだ。でも、フォーカシングスクリーンがMFでは使えないモノだったのでFM系のスクリーンを改造してスプリットイメージを使ってMFしようとする者もいた。

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このauto nikkor 50mm F1.4はAi改でCタイプのマルチコーティング。今あえてオートニッコールを使うならシングルコートで色濁りとフレアやゴーストも含めて楽しみたい。Ai改である必要も無く、むしろ発売当時の趣を残す無改造が良いだろう。

D3200とパナマグニファイアーアイカップとオートニッコールは賢く写真を楽しむ組み合わせだ。
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by oblivion2077 | 2016-01-16 22:11
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