SMYTHON

スミス&ウエッソン M19のKフレームにコルトパイソンの銃身を組み合わせたスマイソンというカスタムモデルがあった。M19の優れたメカに美しいベンチレートを備えたパイソンのバレルを組み合わせた夢のコラボであった。美しくそして強い、そんな銃がかつて存在した。

Fの後継機として強化されたF2のメカに攻撃的な尖ったFのペンタを載せたい。そんな夢を見る者もいたが、実際に実現する者は少ない。コストの面と、同じニコンとはいえ純正主義の色濃いカメラ趣味領域においてカスタム的なものは受け入れる素地は無かった。

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物理的にはFのアイレベルはF2のボディに加工無しで取りつけられる。だからFアイレベルとF2ボディを所有していればFの頭を持つF2はすぐに実現できる。しかし、それで完璧かと言われれば問題がある。

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F2のボディにはFと異なってペンタ部の銘板が無く、ファインダーに設置されている。その為、FのアイレベルファインダーをそのままF2ボディに装着すると銘板の無い間抜けな姿となる。もちろん改造してF2の銘板をFのアイレベルファインダーに移植する者も居たがやはり純正主義の壁により、この行為が支持されている様子は無かった。ちょっと組み替えて遊ぶくらいがちょうどよいのだろう。

しかし、カメラ趣味領域においての純正主義は行き過ぎているとは思う。FやF2なら巻き上げレバーがかなり撮影の快適さに影響を及ぼすが、このパーツくらいならどこかの工場がカスタムパーツを出しても良いだろうに。ステンレス削り出しの巻き上げレバーやファインダーの銘板、セルフタイマーレバー。ちょっとワクワクするのは銃趣味からの移行組だからだろうか。銃の趣味領域においてはカスタムはごく普通の事だった。でも個人的にはGMとかM19やらは非カスタムのノーマルが一番美しいと思うよ。
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by oblivion2077 | 2014-08-17 22:11
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