SIGMA 20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF

2001年の発売からかなり経つシグマ 20mm F1.8 EX DG。DGということはFXフォーマット、つまり35mmフルサイズに、開放F1.8という大口径ながらも対応しているということ。いや、フルサイズに対応というべきか、2001年の発売当時はまだ主流であった銀塩35mmフィルムカメラの為に発売されたレンズなので銀塩カメラ用レンズだ。超広角20mmでありながら、開放F値1.8と大口径なのは、純正メーカーが造りたがらない(責任をもって造れない?)スペックの隙間レンズを狙うサードパーティレンズメーカーらしい仕様。価格も中古なら3万程度で買えるし、新品でもカタログスペックから考えるとリーズナブルだ。純正メーカーが同じものを造ると30万は超えるのではないだろうか。

このレンズの購入理由は超広角20mmで開放f1.8から期待できる「大口径のF解放で広い画角の背景を程よくボケさせる」描写に魅力があったからだ。これにより旅行の記念写真も人物を浮き立たせつつ、広範囲に映り込んだ背景でどこで撮ったか十分に判別できる。これが標準レンズだと、すぐ傍を歩く連れを狙えばバストアップよりも大きく写って背景もごく一部が切り取られる。もちろん解放F1.4とか1.8で撮れば背景は大きくボケてどこに居るのか全く分からない写真となる。旅行写真が楽しくなるのと同時に、通常の撮影でも広い空間を柔らかく表現したい場合は、20mmでf1.8というスペックは実に他には代えがたいのだ。

a0304647_22371.jpg

レンズの鏡胴サイズは20mmとは思えないほど大きい。花形のフードを取り付けると更に大きくなるが、フレアを抑える為には必須となるだろう。レンズのサイズとして携帯性を考えると、太さは許容するけど、長さは抑えて欲しいところ。収納時にレンズの突出がジャマなのだ。

購入する為に店舗へ赴き、テストの為に持ち込んだカメラに装着して試写し、すぐに柔らかい描写の虜になった。真ん中はキレキレのシャープで周りはホンワカ。不思議な魅力だ。その魅力の正体は後に判明するのだった。
[PR]
by oblivion2077 | 2013-08-08 22:16
<< 違和感の正体