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SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSMのデザイン

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フード長さが中途半端なので花形フードとして遮光性にはなはだ疑問のハッタリ花形フードだが、このハッタリはインパクトが大きかった。50mmは標準レンズにあらず、50mmF1.4という大口径単焦点レンズだ、と世に知らしめた。

この固体も御多聞にもれず、ピントがずれている。かなりの後ピン。フォーカス時のレンズ駆動挙動がなんだかぎこちない事が影響しているように思えてならない。AF速度を優先して駆動範囲を狭くした為に、制止の制御ができていないような。

早期のモデルチェンジの理由もこのピンずれ問題が大きいのでは。



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by oblivion2077 | 2017-03-26 11:33

SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art

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花形フードの利点は画角ギリギリまでフード長を伸ばし、遮光性を高められる事。逆に言うなら画角ギリギリまで迫るからこそ花形になる。

しかし、このレンズのフードも50mm F1.4 EX DGのフードも全然ギリギリじゃない。ハッタリ花形フードだ。
近年は個別のレンズ専用フードが一般的になっているので、その理を活かすなら最大限に遮光性を高めるべきだが、携帯性やらデザイン性を言い出すと、結果、こうなるのだろう。

さて、このレンズの性能は多く語られているように、開放からシャープで発色も落ち着いている。コマ収差は若干発生しているので、開放から夜景を撮るには少しばかり覚悟が必要みたいだ。中央番長の傾向は未だ引きずっているのか。価格とのバランスなのだろう。

評価される項目をトコトン追及していく。評価されない部分はそれなりに。これもメーカーとしての戦略で、実際、成功している。そのあたりはキヤノンに似ているかもしれない。




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by oblivion2077 | 2017-03-22 21:20

Ai Nikkor 35mm F1.4S

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Ai nikkor 35mm F1.4SはAi-Sニッコールで最も美しいレンズだと思う。基本的な光学系はオートニッコールから変わっていないが、ガラス材の変更を経て曲率見直し等で現在に至るという。つまり、基本的に外装のデザインがオートニッコール>>ニューニッコール>>Ai>>Ai-Sで変化したという。

以前に記事に書いたオートニッコールのデザインも秀逸だが、現代的なアレンジで再構築されたAi-Sの鏡胴は神々しい。しかし、変化途中のAiタイプは数あるニッコールの中でも指折りの醜悪デザイン。カラフルな幼虫が醜い蛹になって、美しい羽を持った蝶となる、そんな成長を想起させるが、関係は無い。

描写はガラス材の変更により黄変も無く、マルチコーティングによるニュートラルなカラーバランスで安心して撮影できる。開放は超絶解像の芯にポワポワのベールは健在。少し絞れば霧が晴れるようにキレキレとなる。夜景での周辺コマ収差は盛大なので、気になる人は大型の最新レンズを購入すべし。





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by oblivion2077 | 2017-03-19 20:52

SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

近年で最もブランド戦略の成功した企業のひとつとして認識されるシグマ。Artラインはブランドとして定着し、ラインナップも充実してきている。シグマ ブランド戦略の中心となるArtラインの先駆けとなるレンズと言えばこの50mm F1.4 EX DG HSMだろう。

ともに2008年に発売されたシグマ 50mm F1.4とAF-S Nikkor 50mm F1.4G。ニコンの開発者は雑誌インタビューでは非球面レンズの弊害を考え、旧レンズのガウス構成に1枚の補正レンズを加える事でコマ収差を抑えたという。一見してのシャープな描写よりもボケや近距離性能などをバランスすることを重視し

一方のシグマは絞り開放での鮮鋭さに拘った。これは従来の標準大口径レンズの特徴であるフレアによる描写の甘さを取り去ること。決して解像が甘いわけではなく、解像の芯の周りに纏っているフレアがコントラストを落として軟調になるのだけれども、各社発色の違いはあってもその程度の差こそあれ、軟調であることが普通であった。これを非球面レンズで取り去ることを選んだのだった。

これがデジタル時代のユーザーに歓迎された。心配されたボケ味も自然で滑らかだったので、新時代の50mmレンズとして評価されたのだ。確かに、フォーカスしたところはシャープで抜けが良く、アウトフォーカスにしたがって大きくボケる。望遠系レンズに見る描写が標準レンズにあって新鮮に映った。その仕様も特徴があり、77mmのフィルター枠を持つ大型前玉で重量も500gを超えた。その姿からも性能優先を感じさせ、「標準キットレンズ」の枠に囚われない発想を体現していた。


そう、ズームレンズ全盛となった今となっては過去の概念となった50mm標準レンズ、ボディとセットで販売される安価な大口径レンズ、という固定概念を捨てたレンズだったのだ。このレンズの評価が後のArt 50mm F1.4 DG hsmに繋がったと言える。

一方、ニコンは58mm F1.4Gを発売。こちらはバランス型で玄人好みであったが、多くのユーザーにシグマのテイストが支持され、105mm F1.4Eにおいて方向転換された。

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レンズ鏡胴のデザインは、Artシリーズの予感させるシンプルな構成。フードはやや野暮ったいが、以前のシグマとは一線を画すデザインとなっている。ただし、随所のレタリングがデザインを殺しているのだ。


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by oblivion2077 | 2017-03-18 21:59

COLT ガバメントとニコン F3

ミッキー・ファアラがビアンキカップで3連勝した頃、フォトライターのイチロー・ナガタと親交があって、イチローの記事にミッキーは頻繁に登場していた。ミッキーは速射が得意で、コルト ガバメントをマシンガンのように連射した。「ミッキー!マシンガンやってくれ」と頼むと「はいよ!」ガガガガガって感じ。たくさんの薬莢が空中に舞っている写真をイチローが撮るのだ。

そんなミッキーに関する沢山の記事の中に、ミッキーファアラの所有するビアンキカップ用のカスタムガンとカメラを交換する話があった。スポーツシューターの世界ではハンドガンをカスタムするのが普通で、多くのカスタムガンが銃雑誌で採り上げられていたが、ミッキーファアラのようなトップシューターのカスタムガンは注目の的。その彼が所有するガバメントのカスタムガンと、イチローの所有するニコン F3のモータードライブ付きと交換する話なのだ。ミッキーとイチローの親交の深さを窺わせるエピソードとしての記事だったが、その時、私の中では憧れのガバメントと高嶺の花であったニコン F3が等価となった瞬間であった。

遠く異国の地にあって、美しくパワフルなツール。欲しくても法律の壁により入手不可。そんな憧れてやまないガバメントが、高嶺の花だが法律の壁はなく頑張れば購入できるニコン F3とイコールとする衝撃的な内容なのだ。おそらく、この記事を読んだ殆どの人がシューター間の友好の印、切磋琢磨の中のスポーツマンシップを見て微笑むくらいだったろう。私は頭をガツンと叩かれたような大きな衝撃だったのだ。

それ以来、ニコン F3を見る時は必ず脳裏のどこかにガバメントが存在するようになった。

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そのガバメント。世界で最も美しい銃の一つ。100年以上前に設計発売されて尚現代でも第一線で活躍できるパフォーマンスを保持している優れたハンドガン。
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モデルガンのモチーフとして何度も取り上げられ、沢山のモデルガンメーカーがその造形の再現に挑んだ。その弛まぬ努力と技術の蓄積と、何よりガバメントに対する情熱の結晶がこの東京マルイのエアコッキングのエアソフトガン。価格3,000円でこのクオリティの高い外観。初期の1,980円シリーズからのハイグレードタイプへの進化はあったが、最高のコストパフォーマンスで設計されたメイド イン ジャパン。

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元ネタのコルト ガバメント M1911A1はモデルナンバーが示す通り1911年モデルの改良版。主に第2次大戦で活躍した。軍用は仕上げが微妙だがコマーシャルモデルは人気の高いシリーズ70を凌ぐと私は思っている。

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かつてのモデルガンもそうだがプラスチック樹脂製なので、金型成型による引けが発生する。これが鋳物からの削り出しで作成する実銃との外観上の決定的な違いとなって、スタイリッシュなガバメントのシルエットを損なう原因となる。

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引けによる違和感の印象を決定づけるのはスライド側面とフレーム側面の平面。ここがきれいに平面が出ているとその平面に接する曲面との境界のエッジも立ってメリハリが出る。これにより美しさを増すのだ。実銃に準じた分解手順で分解。基本原理は実銃と変わらないメカに驚く。分解して平面の研ぎ出しを行ったのでより精悍な外観となった。




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by oblivion2077 | 2017-03-11 13:39