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クラカメとニセクラカメの谷

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動物園で産まれた子サルにシャーロットと名付けたことで騒動となったけれども、そのニュースを聞いた時に「なんていうサル差別だ」と思った。サルをパンダとかライオンとかに置き換えれば理解できるように、今回の命名騒動はサルだから問題となった。サルは生まれながらにサルであり、サルはサル以外の動物を選んで生まれる事も出来なければ、サルがパンダやライオンになりあがる事も出来ない。サルがサル所以に問題視された、まさにサル差別なのだ。

しかし、大した問題ではない事は多くの人が思っていただろう。でもマスコミが騒いだことで市長が最終決断を表明するハメにはなったのだ。結局は英国からクレームもなく終息したのだった。

大した問題ではないが、一方でサルである。このサル問題は実に興味深い。

サルは人間を除いて最も賢い動物の一つで、パンダやライオンより賢いのだ。姿かたちも人間に似ていて、眼鼻口の位置も似ているし、表情でコミュニケーションもとる。手を器用に使いモノを握る事も出来る。社会生活も営むのだ。そんな高等な動物であるサルにシャーロットと名付けてると、なぜ人間のシャーロットに対し失礼にあたると考えたのだろうか。

ロボットに対する不気味の谷現象、という概念を何かの記事で読んだが、Wikiにも記述があるので参照してもらいたい。要はロボットに対する人間の好意の感情についての傾向で、ロボットの形状が簡単な人っぽい形よりも人間に近い形の方が良い感情の度合いが増えるが、いよいよ人間の形にあと一歩というところまで近づくと、急激に不気味に感じるようになる。しかし、更に人間に近づいて人間と見分けがつかないくらいになると一気に感情移入が最大となる。マツコとマツコのあのロボットが不気味なのはマツコから模った形状はマツコそっくりだが動きや表情がギコチナイので不気味の谷にはまってしまうのだ。

今回のサル騒動も、イコールではないがこの不気味の谷のように、パンダやライオンよりも賢いはずのサル、ではなく、人間よりも劣るサルとして失礼とされた。失礼の谷とでも言おうか。

クラカメとニセクラカメにも谷があって、軽くクラカメテイストのデザインをしたデジカメは愛嬌があるが、DfなどはFMのようでFMではない近似のFMなので十分に不気味なのだった。
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by oblivion2077 | 2015-05-15 00:15

フォクトレンダー ベッサマチック

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レンズ交換ができる。しかし、メカはやたらと複雑。質感は最高で、おそらく当時の日本製カメラを軽く凌駕していたと思うが、日本製カメラの安さと実用性に駆逐されてしまったのだろう。
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by oblivion2077 | 2015-05-03 22:06