<   2014年 02月 ( 9 )   > この月の画像一覧

Canon EOS-1D MK2

今更だけどもCanon EOS-1D MK2を入手。APS-Hサイズの820万画素。画質は撮像素子大き目で画素数控えめなので画素数の字面上は古く感じるが、実用上は古さを感じない。ファインダーも大きく、フルサイズに近い感覚で使える。マグニアイピースを使うとほぼフルサイズと同じサイズになる。シャッターフィーリングもキレがあって不安を感じさせない。ボディ性能は完成の域に達していて、こちらも古さを感じない。(ただし、耐久性は不明)

問題は操作系。まず、液晶はさすがに2インチは小さい。視野角も小さく、見る角度が少しでもずれるとすぐに色が薄くなったり反転したり、撮影後の十分な確認はできない。フィルム時代を考えるとポラパックよりは手軽だが、今の3インチ90万画素液晶に慣れていると不便を禁じ得ない。そして液晶画面への情報表示方法やボタン操作もまだこなれておらず、直感的な操作が出来ない。このあたりも進化の過程なので今となっては古さを強く感じる部分だ。今はニコン方式の十字キーがあるが、MK2ではフォーカスフレームの選択や拡大表示の範囲移動もメイン電子ダイアルとサブ電子ダイアルを駆使して縦横動かす曲芸を強いられる。

メカ系、画質は現代でも通用するという結論。EOS-1D以外は著しく安っぽいメカのキヤノンだから、銀塩時代からの撮影知識(状況に応じた露出判断など)があれば普及機を使うよりは撮影作業は楽しいと思われる。でも、最近の便利さにドップリ浸かっていると今更戻れないかもね。そんな時には普及機との併用もいいかも。
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by oblivion2077 | 2014-02-27 11:01

オートロッコール

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オートロッコールと言えば58mm f1.2が評判だが、この55mm f1.8も評価が高い。でも、f1.2みたいな強力なスペックの特徴が無いのでスルーされてしまう不幸なレンズ。
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by oblivion2077 | 2014-02-24 00:54

Victorinox

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ビクトリノックスのナイフとは20年以上の付き合いで、京都で購入したファーマーが最初であった。安くて品質が良い。一度ビクトリノックスは使うと同価格帯の国産十徳ナイフは使えない。

カメラのブログで、突然ナイフの話なのだが、実はミノックスBを入手して、そのアルミの造形とサイズからこのビクトリノックスを連想したのだ。本当はミノックスBと並べて撮影したいところなのだが、故有って手放してしまった。オーパーツとも言われているミノックスには独特な魅力がある。
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by oblivion2077 | 2014-02-23 18:21

最初の衝撃

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ニコンF3のファインダーが取れちゃうのを初めて目撃したのは、月刊コンバットマガジンの中に掲載されていたmonoマガジンの公告であった。公告に大きく写っていたF3はファインダーは外されていた。

35mmフイルムカメラでこんなシステムがあると知らなかったので、そのカッコ良さと奥の深さに憧れと畏怖の念を感じたのだった。
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by oblivion2077 | 2014-02-22 23:35

LEICA儲の保守性

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Leica R8を購入したのは、ずっと前からそのデザインに興味があったからで、R8をフィルムやデジパックで撮影するなど微塵にも思っているわけではなかった。レンズも持っていないのだから。

買ってからR8の事を調べてみると、ライカの一眼レフはR7までミノルタのOEMであった(これは知っていた)が、R8は巨額の投資を行って独自開発したという。しかし、その独特なデザインと大きさが敬遠されてR8は売れなかったらしい。数年後、そのマイナーチェンジともいえるR9が発売され、亜鉛合金からマグネシウム合金に代わって100gの軽量化したそうな。
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亜鉛合金。別名超合金。マジンガーZやロボコンのおもちゃに使用される素材で、モデルガンも亜鉛合金を使った金属モデルガンがあった。そんな子供のころより馴染みのある亜鉛合金の方が、マグネシウム合金よりも好感を持つ反面、衝撃に弱い亜鉛合金に少し不安を感じつつも、プレスでは出せない上カバーの曲面、曲線に感動するのであった。
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こんな優れたデザインでも、やはりライカ信者は敬遠する。まさにM5の再来で、いい加減ライカの方もデザインはともかく大きさは何とかしろよ、と突っ込みたくなる。一度痛い目に合っただろうに。しかし、新デザインを拒否するユーザーには問題がある。ニコ爺がNikon1V1のデザインを嘲笑したのに似て、その保守性が優れたデザインを、ただ以前と異なるからという理由で生理的に受け付けなくなるその性質は問題だと思うのだ。
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R8にもV1にも問題はある。しかし、多くの批判は的外れとしか言いようがない。R8はなんであそこまでデカいのか。逆に言えばあのデカさならもっと先進的な機能を詰め込めただろう。手巻きだよ、あの大きさで。しかし、デザインは美しいし、造りも凝っている。素晴らしい・・
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一度、あのデザインに触れてみたくて購入したR8.しばらくして処分しようと思っていたが、このまま保持したい衝動に駆られ始めているのだ。
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by oblivion2077 | 2014-02-20 12:49

プロフェッショナルの為のNikon F3

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F3を最初に知った時、ファインダーが着脱式である事に驚き、同時にプロ用機としての威厳のようなものを感じた。

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by oblivion2077 | 2014-02-17 00:53

Nikkor-Q Auto 200mm F4

数多くのニッコール、とりわけオールドニッコールの中でも不遇の存在がこのオートニコール200mm F4。その多くはジャンクかごの中で転がっている。また、エッジというエッジが擦れて地金のアルミシルバーを覗かせている物も多い。ローレットの溝が剥げているだけでなく、組み込みフードのメッシュ部分が擦れてしまうと安っぽくなる。そんなだから余計に安価で捨て値で売られていることが多いのだ。

また、先細りのデザインも敬遠されがちな理由であるけれども、ほんとはどうだろう。綺麗な外装の個体を見てみると、本来の姿として評価できる。

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こうしてみると、135mm F3.5と同様でオートニッコールの王道をゆくような堂々とした佇まいだと思うのだ。広めのローレットと鏡胴に刻まれた銘。シルバーの帯と組み込みフードの細かいメッシュ。どれも品質の高さをうかがわせる。実際の描写もF4と控えめな為か、古さを感じさせない。先のF3と同様、中古価格が安いからと言って価値が低いというわけではない。その価値を多くの人が知れば買い求め、価格も上昇する。その逆なら人知れず安価に売られ、場合によっては廃棄されるのだ。

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キレイな個体ならぜひ確保をお勧めする。
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by oblivion2077 | 2014-02-16 00:51

伝説の28mm F3.5

伝説の広角ニッコール AUTO Nikkor H 28mm f3.5は開放からシャープでスナップにも適した小型で軽量なレンズ。オールドニッコールにハマって間もない頃に入手し、D40で何度も使用したが、この優れたレンズの最大の問題はF値が暗いことではなく、最短撮影距離。60cmまでしか寄れないのだ。

これは、スナップでちょっと気になる小物を発見しても、最大限フットワークを活かして寄っても小さくしか写らない事を意味する。これではストレスが溜まってしまう。しかし、この定評のある光学系を使いたいのも偽らざる欲求でもある。最短が30cmまで改善されたAisタイプを使うとなると、光学設計が変更されているので厳密に言えば”あの28mm F3.5”ではないのだ。

そこでNewNikkor。これはAuto Nikkor H 28mm F3.5の光学系そのままで30cmまで寄れるのだ!
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これはNewNikkorをAi改を施している最強バージョンなのだ。
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by oblivion2077 | 2014-02-16 00:26

Nikon F3の立ち位置

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Nikon Dfの噂が囁かれる中、様々な情報の中でそのDfのデザインはF3のようである、というものもあって、意外にもF3のデザインが望ましいという反応が多かった。確かにF3が現役であった頃、F3は憧れであり雲の上の存在であった。デザインも当時の現役カメラの中で群を抜いて優れたデザインであったし、カッコ良かった。ライバルとされたCanon NewF-1は旧F-1に対してNikonに張り合える品質を得たことを伺える緻密さをたたえたデザインだったが、F3はその一歩先を行っていた。当時F3を所有している人は、頭が良いだけでなくセンスも良い、そんな妄想も成り立っていた。しかし、現代においてDfがF3のデザインである必然性を感じない。

DfのデザインがF3であったなら、FM系のデザインである事よりも残念であると感じたと思う。それはなぜか。F、F2、F3、F4、F5、F6の中に於いてFやF2はクラカメであり、F5、F6はデジタル時代と同系統のデザインで、F3、F4はセミクラシックなのだが、クラシックと呼ぶにはまだ熟成されていない。リアルに「古い」のだ。

その感覚は街で見かけた時に受ける印象も同じで、FやF2を使っている人が居れば、それは古いカメラでフィルムを使ってその感触を楽しんでいるのだろう、と思う。F5やF6ならフィルムで撮りたいという強い意志が感じられる。ではF3やF4はどうか。本当はD3やD4を使いたいが40~50万は出せない。昔頑張って買ったF3やF4をD3やD4の代わりに、しかし、腐ってもフラッグシップと自分に言い聞かせて使っている、そんな悲壮感を感じていしまう。実際は、DSLRも手が届く価格になって一般化しているのでF3でもF4でも、これを使う人は恐らくフィルムに拘りがあって使っているのだろうが、やはり熟成されていないのだろう、まだ経過した時間が足りない。古さが中途半端なのだ。

そんな印象のF3なのでこれがDfのデザインベースとなっていたら、「まだ早い」と思っただろう。やはり、望むならFかF2のデザインが「評価が固まった」デザインだと思うのだ。
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そんな感想を持つ私だが、F3は大好きだ。実際、5台のF3を所有している。ロングセラーで数が豊富、程度も様々なF3の中古価格は1万円から5万円くらいの間で購入できる。F3TやF3Pは5年前なら10万円くらいだったが今ではいよいよ4~5万に落ちている。普通のF3なら2万くらいが相場なのだ。だから、形から入るカメラ女子や銀塩カメラを知らない若者は気軽にF3を所有している。畏怖の念をもって所有すべきF3をNikomatと区別つかない認識で所有している様は、何か大切なものが踏み躙られているような感覚に陥る。そんな感覚を覚えるのだ。

でも、カメラ女子も銀塩時代を知らない若者も、決してF3を蹂躙しているわけではなく、むしろその存在(F3)に新しい意味を与えているのだけれどもね。

ジャンクかごから2000円でF3アイレベルボディを見つけ、シャッター異常とあるが緊急作動シャッターが切れたので購入。帰って電池を入れて動かすと、完動。2000円であってもF3の価値はゆるぎない。
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by oblivion2077 | 2014-02-10 00:40