ズームレンズに驚愕

私は単焦点レンズが好きでほとんどの写真を単焦点で撮影するのだが、それにはいくつかの理由がある。その理由は特別なものではなくて、単焦点をなぜ選ぶのかを語る人々の言う理由と少しも変わらない。

そんな中ここ数年間で使用したズームレンズは古い銀塩カメラ用のAi zoom nikkor 80~200mm f4sとDX用のキットレンズの18~55mm。どちらもズームレンズとは思えない優れた性能。前者は発売は古いが当時の最高級ズームレンズで、後者は現代最新設計のキットレンズ。

実用十分な写りに満足な一方で、撮れる写真がそつないが平凡なので個性の強い単焦点にどうしても傾倒してしまう。また、焦点域は選択幅広いけど、絞りは単焦点に対し選択肢がかなり狭い。やはり単焦点を選択してしまうのだ。

旅先でも使いたいのは単焦点。なので単焦点を選択したい。本来なら撮影の場面に応じてレンズ交換したいところだが、荷物の負担と交換作業がスムーズに出来る環境ばかりでもないことを考えると上記のトレードオフの内、ズームレンズの便利さを選択する力が強く働く。一方で好きな単焦点を使いたい気持ちもあり、強く悩みながら妥協点を探る。場合によっては思索がループしてグルグルまわることもある。

そして私の単焦点所有数に対し僅かな数のズームレンズの中から12~24mmと24~120mmを選択することとなった。これに24mm f1.4Gを加え、全てに対応する。

24~120はVR無しのDタイプ。旧型だが使ってみるとズーム全域で抜けが良く、画面中央は文句なくシャープ。一般的に高倍率ズームは望遠側が眠い描写になる事が多い中、このレンズの望遠側は抜けの良さでコントラスト十分だ。後継のVR付きの2機種よりずっとコンパクトでもある。VR付きは発売初期の片ボケ問題があって躊躇していたが、旧Dタイプが数千円のブツがあり、VR付きの代わりに購入した。期待してなかったが嬉しい誤算だった。5倍ズームで遠近強調の24mmから圧縮効果の望遠120mmまで瞬時に変えられる。

元々、単焦点が好きなので、撮影は被写体と対峙して撮りたいイメージから画角を頭に浮かべ、レンズ交換をする流れとなる。このレンズ交換の手間が一気に省ける上に、ズーム焦点域内ならシームレスに画角を選べる、というのは当然なのだが、画期的に便利だ。AF-S Nikkor 24~120mm F1.4~2.8Gなんてのがあったら最強だけど、そりゃデカくなるワナ。

今更ながら単焦点にドップリ浸かった自分にとってその便利さは感動ものだった・・・。
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by oblivion2077 | 2014-05-05 13:07
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